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2016年3月 8日 (火)

AFAグライダークラブ ミニ通信20160305 航空安全講習会

AFAグライダークラブ ミニ通信20160305 航空安全講習会

 飛ぶこと遊ぶことが大好きな、グライダークラブの活動を
   一会員から見たこと感じたことを気ままに書いています。

3月5日(土)晴れ 

この時期グライダーは冬ごもりの最中ですが、今年度の締めの行事。
北海道滑空協会の総会と航空安全講習会が地元で開催されましたので参加してきました。
 

第一部
空の安全は皆んなの願い! 
最近小型航空機やグライダーの事故が多く見受けられます。これがいつ自分たちが当事者に成らないとも限りません。事故を未然に防ぐための色々な対策や手法を学びました。
無理をしない 悪天候・タイトなスケジュール・体調不良・機体異常などが有るときは飛行中止や延期や途中で引き返す勇気を持つこと。慣れているからと強硬突破は絶対しない。
また特に高齢者は知らない内に身体能力の低下が起きていることの自覚を持つこと。
これは私もこの高齢者の範囲に入ります。
 

第二部
BLIPMapの読み取り方とその活用法
 

少し前から自己流で時々このMapを見ていましたが今一充分に理解できていません。
具体的な活用方法を学ぶ時です。
もちろんPCも持参します。タブレットでも良かったのですが、速い操作をするにはモバイルノートPCに限ります。
 

講義に先立ち、このMapは大気境界層と言われる1~2kmまでの雲の下の領域について予測するものです。もちろんそれより上空を飛行することも稀に有りますが大半はこの範囲で雲の下の飛行が多いからとの事でした。 

色々な予報情報が有りますが、私たちグライダー仲間が良く使うのは、主にサーマル・コンバージェンス・ウェーブの三第要素の予報ですね。 

サーマル(熱上昇風)の予報
 ・グライダーで利用できそうなサーマルの高さ
 ・サーマルの上昇速度
 ・積雲の雲底高度
 ・大気境界層の高度と平均の風
 

コンバージェンス(集束風)の予報
 ・大気境界層中の最大上下動
 ・コンバージェンス発生時の地上風
  ・エマグラム
 

ウェーブの予報
 ・850hPa面での垂直速度と風
 ・700hPa面での垂直速度と風
 ・500hPa面での垂直速度と風
 ・BLIPSPOT
 

実際の使用例として
昨年の5月10日 滝川滑空場では強いコンバージェンスにより高高度長時間フライトが出来たそうです。その時の過去データも取り出せますのでこれを使って確認して見ます。
なるほど!
 

2015.5.10 1200 のBLIPMap Surface Wind ↓ 

「黒色でマークしたとこでコンバージェンスが発生」

 

20150510surfacewind

 

2015.5.10 1200 のBLIPMap  BL Max Up/Down Motion ↓ 

「100cm/s 以上のところに注目」

 

20150510blmax_up_down_motion
やはり滝川周辺ではコンバージェンスが多発してます。
 
ではその時の自分たちの当麻滑空場では残念ながら好条件ではありませんでした。そして15時以降は北風が強く成って来ましたので早めの活動終了と成りました。
 

フライトログを調べると 

ASK13:12、Ka6:4、ファルケ:3 大半が5分前後でしたがそれでも14~25分のフライトが3本ありました。 
1150-1204 0+14 (Ka6)ezo
1407-1425 0+18(ASK13)keian  1432-1457 0+25 (ASK13)gomi
 

参考までに当日の私の記事は↓ 

http://ja8dni.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/20150510-de2c.html

 

上のBLIPMapを見ても残念ながら当麻滑空場周辺は特別の事が起きていないことが分かります。 

なおこのツールだけですべてが分かる訳ではないので、従来からの天気図 空港の天気情報(METER&TAF) 等に付加してより戦略的に上昇風を予測しなけれ成らないそうです。

 

↓分かれば分かる程奥が深い上昇風の世界です。

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コメント

diamondtuba姐さんへ
多くの経験を積んだベテランでないと分からない上昇風の実態が初心者でも分かりやすいように便利なツールが出てきて有難い次第です。これは飛行前のミーティング(ブリーフィング)時点で使いますので、多分機体には積まないでしょうね。スマホ&タブレットが有ればどこでも見れますが、飛行中にじっくり見りことは不可能と思いますね。またこれもかなりマクロですので、現実には「目前の雲、特に積雲を見てその風上に回り込むようにすると良いよ」と先輩に教わりました。
漁師が最新式の魚群探知機をつけて魚を追いかけるみたいにはいかないですね。
なお、これは好天候時利用のグライダー愛好家専用サイトですので、自然の悪天候から身を守るにはやっぱり 高層天気図や気象レーダー 気象衛星画像等を利用して予測しますね。
良く使う「分かりやすい高層天気図」参考にしてみてください。
 http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html
ファイト! スキルアップgood

投稿: けいあん | 2016年3月11日 (金) 08時44分

北海道上空の天気が細かく表されているのですね!
ところで、このカラーの天気図がグライダーの計器に常に表示されるのですか?
事故に遭わないように机上の訓練も大切なのだと実感です。
山に出かける前には、気象庁の天気図を確認しています。
今日は、アタシも緊張してレポ拝見、講習会に参加した気分になりましたconfident

投稿: tuba姐 | 2016年3月10日 (木) 22時49分

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